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乗馬200 [乗馬]

馬との会話力。
今日は柵の中ではなく、広ーいフィールドで馬といっぱいおしゃべりする練習でした(昔、しゃべる馬のテレビ番組がありましたね?そう言う会話じゃないですよ)。

馬は警戒心が強い動物です。広ーい原っぱにぽつんと一人いることはありません。周囲から何に襲われるかわからないからです。
柵があれば柵のそばに(そちら側からは襲われない)。蹄蹟とかの溝があればその中に入る習性があります。
今日はあえてそれに抗って、身を隠すもののないところに導いて、絶えず話しかけて「大丈夫だよー」と安心させてやる練習です。

常歩(ウォーキング)では余裕です。進め、止まれ、右へ左へ。馬くんと会話が弾みます。
速歩(ジョギング)と軽速歩。やや私が無口になります。それでも巻き乗り(1回転)と半巻き(半回転)は通じました。
駈歩(ランニング)。コーチによるとさらに無口になっているそうです。巻き乗りはやってくれますが、ちょっとまだ細かい会話をする余裕はないのです。そのぶん図形のサイズ、歩様のリズムがびしっと決まりません。スピードのコントロールや左右の指示。コーチによるともう一つ何が言いたいのかわからないそうです。「まあこの辺やろなー」と馬くんが気を利かせてくれている状態。

馬くんが信頼してくれると向こうから次はどうするの?と聞いてくるそうです。かわいいですね。馬会話教室。しばらく続きそうです。

乗馬199 [乗馬]

ここ数回、明らかにレッスンが変わりました。
とにかく前へ!もっと出しましょう!

常歩(ウォーキング)なら、ぎりぎり速歩になる手前まで。
速歩(ジョギング)ならぎりぎり駈歩(ランニング)になる手前まで。
駈歩のとき速歩に落としてしまってもやり直し無し!すぐ駈歩!!

手綱は引いてはいけません。引こうとしてもいけません(きびしー)。
騎手自身が走ってください(体が止まっている)。
ふくらはぎを馬体から離してください。馬が興奮します(こわー)。

優秀なる高校馬術部が部班(グループ)で駈歩の練習をしていました。ドドッ、ドドッという脚の音。それを見てコーチ「ね、音が違うでしょ?」僕のはパカッ、パカッです。

ま、ともかく今日も無事終わりました。これで何とか新しい週を迎えられます。

乗馬198 [乗馬]

「前に出しましょう!」

今日はこれを何度言われたことでしょうか。
今日の馬くんは初めからそわそわした感じ。馬場柵に入って鐙を直していると蹄蹟を離れてあらぬほうへ。どうやら厩舎を目指している様子。

レッスンが始まって常歩で蹄蹟行進していると、突然暴走して馬場柵をでてしまいました。
「はい前に出しましょう!すぐ戻りましょう」
こういうときは扶助を出し続けないといけないのです。

速歩、軽速歩でも落ち着かない感じ。周りの雰囲気に影響を受けているようです。それでも、騎手がそれに勝たないといけない。馬が周囲の状況から逃げるのではなく、騎手の拍車から逃げると言う状況を作るのです。
「はい推進!前に出しましょう」

いろいろあって今日はいつもの「バランス乗り」ではなく「力乗り」になってしまっているとの指摘。

駈歩。ここでも暴走。どうも馬場柵横に止めてある車のなかでごそごそやっている人が気になるようです。
「こうなったら止めてはいけません」
手綱で逃げられなくすると馬は恐怖を感じるそうです。
「前に出しましょう」
馬が安心するまで走らせるしかないそうです。
「はい、かけあーし!」
えっ、この状況で?速歩に落ちたものの駈歩発進をかけられる状況ではありません。
それでも容赦なくインストラクターから指示が飛びます。「落ちてもいいや」精神全開で発進!
「よーし、はんまーき!」
さらにグレードが上がります。何度か失敗。その度に内方姿勢に気をつけて前に出すように言われ、
「今日はできるまでやりましょう」
落ちないでおこうという気持ちがありありと見えるそうで(これでは馬もしんどい)前に出す気持ちが見えない(そうです。かなりビビっています)。
何とか右手前で2回成功し、OKが出ました。

「こういうことはいくらでもあります。草食動物は身の危険から逃げようとするのです。それに騎手が負けてはいけません。暴走したら前に出すこと。止めようとすると落馬までの時間が長くなるだけです。この上体をコントロールする為にも、座骨の上にしっかり乗るということが大事です。」

身の危険を(感じているだけですが)乗り越えてこそスキルは上がって行くのだと痛感させられるレッスンでした。

乗馬197 [乗馬]

最後に感じのいい駈歩ができました。馬の動きを体が全部吸収しまさに人馬一体。しかし隅角を曲がり切ったあと、後肢を外へ押しすぎたかなと思った途端速足に落としてしまいました。

坐骨⇄脚
坐骨⇄ハミ

この二種類の距離感で馬をコントロールします。脚を効かせるときは坐骨を馬体に押しつける。そのことによって推進が生まれます。ハミと坐骨を近づける。すると馬体が短くなります。遠ざけると長くなります。

脚⇄ハミ

この連動はあり得ないということです。脚はアクセルでハミはブレーキだから。

回転の時の内方姿勢は、内方坐骨と内方ハミ、内方坐骨と内方脚で馬の形を作ります。

そしてこれを使って駈歩の発進。ここまではOK。
その持続が今日はうまく行きませんでした。馬が駈歩を続けていいのかやめたらいいのか迷っている感じですとアドバイスが。2歩目3歩目までしっかり推進をかけましょう。

常歩から速足へ馬が逃げるという感触。それをハミでセーブ。軽速歩から駈歩へ馬が逃げたくなるような推進を。
馬がライオンから逃げる感じ。騎手がライオン。
新しい感覚を求められています。

乗馬196 [乗馬]

新たなメニューが始まりました。
いや食事ではなく、馬です。

歩度を詰め、歩度を伸ばせを明確にする練習。
そしてこれを図形に合わせてやる練習です。

ポイントは馬体の伸展と収縮を明確にすること。そのために、ハミとへそを同時に遠ざける、近づけるということを行います。(へそ=座骨=馬の後肢というイメージです)

今日は「蹄蹟行進」に「斜めに手前変え」を交えての練習となりました。
まず常歩で。次に速歩で。
正反動では馬の跳ね上がりを押さえつけようとしているので、腰で抜くようにアドバイスされました。そして図形を描くと正反動と軽速歩が混乱。度々指摘されました。さらに「斜線」にはいるポイントと「蹄蹟」にはいるポイントをはっきりさせるように注意を受けました。

今までの、常歩→速歩→駈歩という流れではなく、内容にバリエーションを加えるレッスンが増えてきました。

今日は駈歩はなしでちょっと物足りなかったです。

乗馬195 [乗馬]

今日の乗馬は絶好調!

・拍車をあてる→こする→入れる(2センチ)→そのままグリグリ…の順に効き目が強くなる。

・ハミとヘソを近づける=歩度を詰める。
ハミとヘソを遠ざける=歩度を伸ばす。

の2点が今日のポイントです。

まず常歩で四種類の拍車の効き目を確かめます。

速歩と軽速歩で、半巻き、斜めに手前変え、左へ進めなど。拍車は、「入れる」以上を使って歩様を落とすことなくクリア出来ました。

駈歩。最初の発進のみミス。しかし速歩からリスタート成功。あとは左右とも何周もできました。歩様が落ちそうになったら「入れる」または「グリグリ」の拍車で維持できました。駈歩でここまで出来たのは僕としては快挙です。

・拍車は蹴るのではなく、あてるか入れる。

・駈歩で推進をかける時、ヘソとハミを近づけて力を溜める。

の二つが今日のアドバイスでした。

全体に、坐骨の上に上体を保つことができ、上体にいらぬ力が入らなかったのが良かったと思います。駈歩では、腰砕けになる瞬間を回避して前に持ってくるのができたのが良かったといってもらいました。

乗馬194 [乗馬]

初挑戦。
駈歩での巻乗り(蹄蹟から内側に円を描いて蹄蹟に戻って来る)。1回目成功、2回目失敗。
速歩から駈歩発進。1回目成功。2回目失敗。
無心でやった方がいいのかも?

フィーリングコーチに「?」くん(名前を聞きそびれました)。
馬場の中央に目印を置き、これを円に含む形で巻乗りなどを行います。
乗り方は常に前へ上へ。攻めの姿勢で行きましょう。これが今日のコンセプト。

今日も成功や失敗いろいろありましたが、一概に言えるのは、

◯腰が入り、胸が開いている時成功する。(=座骨で押し込める。=攻めの姿勢)
×腰が引け、肩が前に出た時失敗する。(=座骨で押せない。守りの姿勢)

ということ。
何か馬くんに指示を出そうとする時、守りの姿勢が出てしまうようです。「落ちてもいいや」を思い出そう。

以上自己診断。
コーチからのアドバイスは、

姿勢、推進、ハミの順で重要。
この3つの要素のどれかが素晴らしくても一つ欠けるとうまく行かない。そしてタイミング。扶助が一番伝わる瞬間を探る。推進なら伸び上がる瞬間。これをブランコに例えて教えてくださいました。

今日は失敗も多かったけれど、駈歩を走らせるだけでなく、巻乗りという技を成功させたので、良しとしましょう。

乗馬193 [乗馬]

今日は若手のコーチにSくん。
右へ進め、左へ進め。全体止まれ。前へ進め。…細かく指示を出す人だ。

カーブを描く時は内方姿勢を取ることを強調されました。内方脚の拍車を使って馬体を外へ出し、外側ハミで壁を使って進路が膨らむのを防ぐ。これで小さな円運動を作ります。半径3メートル。

速歩から全体止まれ!そこから速歩発進…!
これは初めての体験です。
今まではまず常歩。そこから速歩。止まる時はその逆。
いずれも3歩ほどかかるので2歩にしましょうと求められました。

軽速歩では、歩度伸ばせと歩度を詰めを繰り返し練習。
鐙を拇指丘で踏んでいるので、爪先で踏むように。こうしないと脚が効かないそうです。

前回好調の駈歩。今日はやや後退。腕が揺れて馬の前進を阻んでいるそうです。足でしがみついているとは言われなかったので、そこは進歩でしょうか。
1周ほどで常歩の号令。もうちょっと走らせて欲しかった。

全体に右手綱が強い傾向というのも指摘されました。

今日は事前のイメージトレーニングがもう一つ決まりませんでした。これが平凡な結果に結びついたのかもしれません。

乗馬192 [乗馬]

今日は最もチャレンジングな趣味。
先週の不調にめげず果敢に挑んだ結果、うれしい成果が出ました。

それは駈歩(馬のランニング)でのこと。
今まで発進はスムーズにできるようになったのですが、維持が苦手でした。しかし今日は、コーチの号令がかかるまで何周も走らせることができたのです。脚がいい位置に決まり、コーチの合図がなくてもいいタイミングで拍車が入ります。たまにはかかとを下げて拍車を当てるのをやめましょう、勢いがつきすぎます。という指示が出るくらい。

「何か乗り方で変わったところはありますか?」
「いえ、体は理解していると思いますがよくわかりません。」

後で考えると、今日はいつでも腿上げができる体勢をを維持しようと心がけたのが良かったようです。それと、何となくできるような予感がしていたこと。不思議なことですが、根拠のない自信。これが結構大きいです。体が勝手に今までのレッスンの蓄積を統合したとしか言いようがありません。

駈歩の前に、常歩(ウォーキング)、速歩(ジョギング)、軽速歩と輪乗りをしました。
馬の形を作る。手綱で馬の顔をわずかに内側に向け、内脚で壁を作る。こうすることで前進気勢の中で馬を円運動させることができる。
という理屈です。これもOK。
軽速歩で歩度延ばせ(馬の脚運びのインターバルを長くしてスピードを上げる)。OK。

今日の馬は久しぶりのS君。駈歩の左右手前に得手不得手のある仔だけに、両方難なくできたのはこれまた大きな進歩です。

乗馬191 [乗馬]

ここ何回かの好調もひと休み。悔しさの残るレッスンとなりました。

原因は、ほぐされた馬場。スキーで言えば新雪のような状態。

今までなら、先の人が走ったあとをなぞっておればよかったものが、自分で道を作ることになります。
(この発想がそもそも良くないかも。馬が走るのです)

そのため線はグニャグニャ。隅角(馬場の四隅の図形)はいい加減。
そこを力で何とかしようとするものだから余計おかしくなります。そのうち馬が遊び出します。

「馬はバランスで乗るのです。」

この、何度も言われている言葉。頭ではわかるが体がついて来ん状態がずっと続き、最後まで調子が出ませんでした。駈歩は全くコントロール不可で図形にならず。しかも維持できず。駈歩の好きなHくんだけにショックが大きいです。

収穫は、坐骨で(馬を)押し込むということができるようになったこと。速歩で隅角をつけるときに使いました。
それと、速歩での腿上げができたこと。腿まで馬体から離し、坐骨だけで乗ります。バランスの確認はこれがいいそうです。コーチもほんの数歩ですがこれで自分のバランスの確認をしながら乗っているそうです。
そして、半巻きや巻乗りで図形を大きく描くことができたこと。
(何や、書いたら結構あるやん?)

力で乗る=体が硬くなる→バランスを崩す→体が硬くなる…という悪循環に陥らないようにしましょう。という言葉で締めくくられ、レッスン終了。

成功暗示をしっかりかけて行ったのにこの有様。まあ、進歩の一里塚ということにしておきましょう。

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