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白鳥の湖 [エンターテインメント]

バレエ中のバレエ、「白鳥の湖」をキエフバレエで見た。
高校のとき、「ロメオとジュリエット」に感激して以来、お気に入りのバレエ団だ。

オケの始まりから、国情を思って感激。
1幕は、湖面に浮かぶお城をバックに、王子(デニス・デニャク)と村人村娘たちの踊り。季節は秋の設定。美術が美しい。村娘の衣装が、湖面にマッチさせるようになのか、青系統で統一。清々しいけれど、もうちょっと色とりどりで華やかなのがいい。王子はいわば肉食系男子。豪快。しかし柔軟性十分。

1幕が終わるとすぐに2幕。休憩なし。
オデット(ナタリヤ・ナツァーク)は、これ以上の悩みはないというほどの情感にあふれた引き込まれるような踊り。
今回はこの幕のアダージョが最も良かった。全体を通して。

3幕。オディールは無邪気なおてんば娘という感じで、もう少し小悪魔的でもいいのでは?悪魔の娘なのだ。
各国の踊りと衣装が楽しめる僕の好きな一幕だ。

4幕。見せ場はすべて終わり、王子の後悔と、オデットの苦悩、そして最後に愛の力が勝つというストーリーが、真新しい演出の群舞で繰り広げられる。この幕、今日はあまり感情移入できなかった。

それにしてもこういう舞台もので困るのが、おばちゃんの会話。場面が変わるごとに「きれいやなあ※¢£§¨¬/?・・・」とか何とか盛んにおしゃべり。現実に戻されてしまう。
4幕が特にひどく、幕開きからおしゃべりが始まり一向に止まらぬ、よっぽど一言言おうかと思った時に、ホールの係の人が注意しに来てくれた。
コンサートでのブラボー屋と並んでこのオバタリアンは困ったものだ。芝居見に来てるのとちゃうのやで!
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